【燃料電池車】について考える

さくらです

自動車の未来についてチョト考えてみました。

最近ではどこの自動車メーカーもエコカーエコカーといろいろ開発が進んでいるようですが、やれEVだ、いや水素自動車だ、はたまたHV/PHVだと、各社頑張っておりますが、果たして本当の意味でのエコカーって、なんでしょう？

世界的には欧州や米国ではEVが認知され始め、中国では2030年までにはガソリン車は販売しないとか、そういう点で米国では既にHV(ハイブリッド車)はエコカーではないと言われていて、わが国においては次世代のエコカーとして電気自動車vs燃料電池車の構図があるのではないかと思います。

電気自動車では日産が優位、燃料電池車はトヨタとホンダが牽引していますが実際、燃料電池車は普及するのでしょうか？

燃料電池車を普及させる為にどうしても必要なものとして、やっぱり政府主導によるインフラ整備があると思いますが、世界に先駆けてトヨタMIRAIが発売されてからそろそろ3年半になりますが、今のところそこまで普及したという感じは薄いと言わざるをえない状況ではないでしょうか。

先日、初めてナンバーのついたHONDAクラリティを見ました(田舎だから走ってないんだ、都会ではそこそこ走っているよ…なんて言わないで下さいね)。

発売されてから2年も経ってやっと走っているのを見ることが出来ました。個人的にはHONDAが好きなので、クラリティに頑張ってもらいたいんですが、ではいざ燃料電池車を購入しようか？と調べれば…

やっぱり高いッ!!

MIRAIで約730万円

クラリティで約770万円です

(詳細は各社ウェブサイトでご確認下さい)

しかもクラリティはリース販売のみでありま

す。

普通の生活してる方が、

「そろそろ新しい車が欲しいなぁ、ちょっと頑張ってみようか～」っていう金額ではない気がします。でも、そこは次世代のエコカーですから、HV/PHVやEVを購入するときにあったような補助金制度が燃料電池車にもありました。

MIRAIでは約230万円、クラリティで約210万円(なぜ同じ燃料電池車なのに約20万も違うのか？)の補助金が出るので、実質約500万～560万円で購入出来るようです。

気になる燃料代(水素代？w)は1000～1100円/㎏　

が平均のようで、水素ステーション運営会社によって多少の差がありますが、ガソリンと比較した場合だと、HVとほぼ同じ価格設定になっているようです。

(HV車のガソリン満タンに対してJC08モードの燃費と燃料電池車の水素満タンの金額で可能走行距離を計算して比較した場合)

水素代がガソリン代とそんなに変わらないし、購入時に補助金も出るし、少ないとはいえ全国的に水素ステーションも増えつつあるので、余裕のある方は購入に踏み切ってもいいかと思います。販売台数が増えれば当然良いところも悪いところも出て来て、それを基にメーカーがもっと良い燃料電池車の開発を進めてもらえば、価格も安くなり、普及もしやすくなると思います。

しかし現在、燃料電池車の納入先はその多くが地方自治体や公共施設だという事はご存じでしょうか？

(個人的に購入されている方にはなんの悪意もありませんのでスルーして下さい。)

補助金制度は当然ながら税金でまかなわれますよね？

その税金を払うのは国民ですよね？

税金で運営している地方自治体や公共施設が、税金でまかなわれる補助金制度を使って燃料電池車の購入をしてるのって、なんかおかしくないか？と疑問に感じた訳です。

また、こんな事を書くと貧乏人のひがみって言われそうだけど、個人的な価値観にもよりますが500～600万円の車を買える方は漏れなく次の購入車輌に燃料電池車を選択肢に入れてもいいのではないでしょうか？

1000万円以上の超高級車を買える方は、補助金制度を使わずに燃料電池車の購入を検討してみてはいかがでしょうか？

そうすることで、自動車メーカーは利益を得て燃料電池車の開発がもっと進み、より普及に拍車がかかり、国は購入の為の補助金をインフラ整備に使えるようになるのではないでしょうか？

燃料電池車は日本が世界に誇れる革新的技術です。

この技術が全国に広がってやがては軽水素自動車なんて車も出来るかもしれませんねw

燃料電池車が250万円位になったら私にも購入出来そうです。

自動車メーカーさん、応援してます。

(≧∇≦)b

お読み頂きありがとうございます